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2019.02.20 [更新/お知らせ]
アジア全域版アカデミー賞 アジア・フィルム・アワード 第31回TIFF 特集企画俳優の役所広司さんが「Excellence in Asian Cinema Award」受賞!

AFAアジア・フィルム・アワード・アカデミー(以下、AFAA)は、2019年3月17日(日)に香港にて開催される、アジア全域版アカデミー賞「第13回アジア・フィルム・アワード」(以下、AFA)にて、国内外で幅広く活躍し、日本を代表する映画俳優、役所広司さん「Excellence in Asian Cinema Award」を授与することを発表しました。
 
「Excellence in Asian Cinema Award」は、優れた才能を持つ映画人にスポットを当て、その映画人のアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える賞です。過去のAFA特別賞の受賞者には、山田洋次監督(日本)、俳優のアミターブ・バッチャン(インド)、チャン・イーモウ監督(中国)、ホウ・シャオシェン監督(台湾)、アン・ホイ監督(香港)などの映画人がおり、日本人としては、第9回(2015年)女優の中谷美紀さんに授与されて以来の受賞です。

役所さんは、これまでに『十三人の刺客』(10)と『わが母の記』(11)でそれぞれ主演男優賞にノミネートされており、本年も『孤狼の血』で、主演男優賞にノミネートされています。
 


 
役所広司さんコメント:
「この度【Excellence in Asian Cinema Award】を受賞することができ、とても光栄に思います。役者としてキャリアをスタートして40年。今もこの職業を続けていられることは奇跡です。そして、今まで自分に影響を与えてくれた全ての人に感謝します。」
 


 
アジア・フィルム・アワード・アカデミー(AFAA)ウィルフレッド・ウォン会長 コメント:
「アジア・フィルム・アワードはこの度、役所様にExcellence in Asian Cinema Awardを授与できますことを光栄に思います。彼のこれまでの活躍は、世界中の映画人や観客の心を捉え続けてきました。彼の国内外のTVそして映画での幅広い演技力は、芸術と演技に対する彼の情熱と献身を証明するものであります。彼はその功績により、広く称えるにふさわしい方です。」
 


 
13回AFA概要
日時:2019年3月17日(日)19:30~* ※レッドカーペットは17:30* 開始(*香港時間)
会場:TVB City(香港)
 
なおこの他、AFA13 Next Generation Awardは、日本でも活躍する俳優・歌手・アーティストのジェジュンさん(KIM Jae Joong)へ授与されます。またLifetime Achievement Awardは、近日中に発表予定です。
 
<役所広司プロフィール>
1995年に原田眞人監督『KAMIKAZE TAXI』で毎日映画コンクール男優主演賞を受賞。96年『Shall we ダンス?』(周防正行監督)『眠る男』(小栗康平監督)『シャブ極道』(細野辰興監督)の3作品で国内主演男優賞を独占。東京国際映画祭主演男優賞を受賞した黒沢清監督の『CURE』(97)、カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した『うなぎ』(97 /今村昌平監督)、同映画祭の国際批評家連盟賞・エキュメニカル賞を受賞した『EUREKAユリイカ』(01 /青山真治監督)など、国際映画祭への出品作品も多い。2009年『ガマの油』で初監督を務める。12年、紫綬褒章を受章。同年にはNYジャパンソサエティよりCUTABOVE賞、ハワイ国際映画祭からはキャリア功労賞を受賞。17年にはドイツの日本映画祭「ニッポン・コネクション」でニッポン名誉賞、シンガポール国際映画祭でもシネマ・レジェンド賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を受ける。近年では『関ヶ原』(17 /原田眞人監督)、『三度目の殺人』(17 /是枝裕和監督)など、数々の話題作に出演。最新作は今回のアジア・フィルム・アワードにミネートされた主演作『孤狼の血』(18 /白石和彌監督)。また、本年は主演の日中合作映画「Wings Over Everest」(余非 Fay Yu監督)が世界で公開予定。来年には小泉堯史監督作品『峠 最後のサムライ』が公開を控えている。
 
アジア・フィルム・アワード (主催:アジア・フィルム・アワード・アカデミー)
2007年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞。東京国際映画祭は2013年より、香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携し、その年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることでアジア映画ファンの創出、世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っています。
アジア・フィルム・アワード⇒公式サイト:日本語ページ
 
各賞ノミネーションについては⇒コチラ
 
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