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2018.11.06 [イベントレポート]
「人生ってやっぱり長いんだなあ」10/28(日):舞台挨拶『漫画誕生』

漫画誕生

©2018 TIFF

 
10/28(日)、日本映画スプラッシュ『漫画誕生』上映前、大木 萠監督、イッセー尾形さん、吉岡睦雄さん、芹澤興人さん、中村無可有さん、瓜生真之助さん、亀岡孝洋さん、福永マリカさん、坂口彩さんをお迎えし、舞台挨拶が行われました。
作品詳細
 
大木監督:初めまして、監督の大木と申します。今日はご来場いただき本当にありがとうございます。まずはこの映画を上映できる環境を作ってくださった東京国際映画祭のすべての運営スタッフとキャスト、映画の現場のスタッフ、ポスプロのスタッフ、すべての方に心より感謝と敬意を申し上げます。どうもありがとうございます。内容はとても愉快な映画となっておりますので、最後まで、今日はちょっと長い時間なんですけれども、最後まで楽しんで行っていただければと思います。
 
イッセー尾形さん:どうもこんばんは。北沢樂天の晩年?晩年でいいんですかね?晩年の方をやりました尾形です。北沢樂天、私は知りませんでした。そしてこれから出て来る映画の中の時代のことも詳しくありません。しかし彼が人生を歩んで行く、その時間の流れ、人生ってやっぱり長いんだなあ、とかいう想い、それはこの映画を観てすごく感動したところでございます。もし皆さんもそうやって見出してくれたら嬉しいです。ぜひお楽しみください。
 
吉岡睦雄さん:今日は本当にありがとうございます。近藤日出造という漫画家の役をやりました吉岡睦雄です。近藤日出造さんという方の実際の写真が残っておりまして、割と顔が真四角の、下駄のような顔、ちょっと特徴的な顔立ちの方なんですけれども、監督とお会いしたときにですね、監督がその写真を僕に見せて、「吉岡さん、この近藤日出造さん、吉岡さんそっくりなんですよ」と。“俺、そんなに四角いかなぁ?”と思った記憶がございます。今日は楽しんで行っていただけたら幸いです。ありがとうございます。
 
芹澤興人さん:今日はありがとうございました。横山隆一という漫画家をやりました芹澤興人と言います。僕も先日試写で『漫画誕生』観たんですけれども、劇中の篠原さんと大木監督が何となくこう似て見えてきて、どっちがどっちに寄っていったかわからないですけど、何か腹の座った女性のカッコ良さみたいなのをちょっと見ていただけたらな、と思っております。今日はありがとうございました。よろしくお願いいたします。
 
矢田部PD(司会):ありがとうございます。ちょっと今、監督が“え?”という顔されてました。
 
芹澤興人さん:そっくりでしたよ。
 
矢田部PD:ありがとうございます。続きまして、中村無可有さん、お願いいたします。
 
中村無可有さん:初めまして、こんばんは。漫画家、杉浦幸雄役を演じました中村無可有です。今日は数ある娯楽の中から国際映画祭、そして劇場で映画を観るということを選んでいただき、本当にありがとうございます。とても嬉しいです。皆さんとワールドプレミア上映に立ち会えることを本当に光栄です。僕は12年前にイッセーさんに会えてなかったら、俳優を続けていなかったので、今日、こうやって一緒に登壇出来ること、本当に嬉しいです。これからも頑張ります。今日は楽しんで行ってください。よろしくお願いします。
 
瓜生真之助さん:本日はお越しいただきましてありがとうございます。宮武外骨役を演じました瓜生真之助と言います。こういう場所は本当に緊張して、何を喋って良いかわからないんですが、今、僕の頭にあるのは、この後僕も一緒に観させていただくんですけれども、そのことしか頭の中にありません(笑)。本当にそれぐらい緊張しています。一つ、本当にこの映画に関わって良かったと思うことは、明治、大正とごく移り行く時代の中で、主人公の樂天はもちろんですけれども、取り巻く周りのキャラクターたちもとても濃くて愉快なキャラクターが揃っていて、どのキャラクターも主人公となれるような人物がたくさんいます。その辺りも一人ひとり観ていただいて、楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。
 
亀岡孝洋さん:初めまして、大熊大尉役で出演させていただいております亀岡孝洋と申します。本日はご来場ありがとうございます。僕は皆さんとの絡みはあまりなくて、イッセーさんのクランクインのシーンに参加させていただいておりまして。初対面で。僕は軍人の役をやらせていただいているんですけれども、イッセーさんとの会話で覚えているのが、「髪の毛、剃って、役作りしてるんだね」という風に言われたんですけれども、僕、ずっとこのまんまなんですね。なので、そういう風に思っていただいたらラッキーだな、と思いながら演じさせていただきました。でも本当に映画は素晴らしい作品です。樂天っていう人物は、すごく面白い人物で、埼玉の方で晩年を過ごされたということで、埼玉の方にもゆかりのある地がたくさんあるということなので、ぜひともこの映画観ていただいて、樂天に興味を持っていただいた方にはぜひとも埼玉の方に行っていただいて、いっぱい、より樂天を楽しんでいただけたらと思いますので、今後とも樂天をよろしくお願いいたします。
 
福永マリカさん:こんばんは。二葉という少女を演じました福永マリカと申します。今日はお越しいただき本当にありがとうございます。撮影のときに、今日いらしてないですけど、篠原さんがまずハグで迎えてくださって、すごく安心して撮影にのぞめたのをすごくよく覚えています。今日私は初めて作品を観るんですけれども、こうやってお越しいただいた皆さんと一緒にこの初めての瞬間を過ごせることをとても楽しみに思っておりますし、心強く思っております。今日はぜひ楽しんで行ってください。ありがとうございます。
 
坂口 彩さん:皆さま、本日はご来場ありがとうございます。福沢諭吉邸の女中、ヤエ役をやらせていただきました、坂口彩と申します。劇中では真っ白な顔で登場しておりますので、見つけていただけたら嬉しいです。私はさいたま市の漫画家、あらい太朗さんがこの北沢樂天を主題にした映画を撮りたいんだ、ということを6~7年前くらいに聞いていて、そこから今、こうして私も関われて、こうやってここに立たせていただけていること非常に嬉しく思います。本日は楽しんで行ってください。
 
矢田部PD:皆さまどうもありがとうございました。この作品にかける意気込みというのを伝えていただきました。本当にどうもありがとうございました。

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