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劇場アニメ3部作『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』の第1作『Case.1 罪と罰』と第2作『Case.2 First Guardian』が10月27日、第31回東京国際映画祭でワールドプレミア上映され、新情報が一挙に発表された。本シリーズ3作の公開日が決定し、『Case.1 罪と罰』が2019年1月25日、『Case.2 First Guardian』が19年2月15日、『Case.3 恩讐の彼方に__』が19年3月8日から公開されることが明らかになった。
TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶には、キャストの関智一、野島健児、塩谷直義監督が出席した。この日は、各作品のキービジュアルも初披露され、スクリーンにビジュアル3点が映し出されると関と野島は「おー! かっこいい!」と大興奮。野島が「お父さん(征陸)めっちゃかっこいい!」と『Case.2』のビジュアルを見つめると、関は「お父さんの作画、今回やばいっす! すごいよ!」と太鼓判を押していた。
『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの4年ぶりの新作となる『Sinners of the System』は、過去作の主要キャラクターにフォーカスを当て、『Case.1 罪と罰』は霜月美佳(CV:佐倉綾音)と宜野座伸元(野島)、『Case.2 First Guardian』は須郷徹平(東地宏樹)と征陸智己(有本欽隆)、『Case.3 恩讐の彼方に__』は狡噛慎也(関)の物語をつづる。
『Case.1』『Case.2』の注目ポイントを問われた塩谷監督は、慎重に言葉を選びながら「いろんなものを入れ込んで作っています。知っておいてた方がいいキーワードがたくさん散りばめられている感じがある」とアピール。すかさず関が「「知っておいた方が」ということは、今後何かお考えなんですか?」と詰め寄ると、塩谷監督は「そうですね……今後お考えですかね」とさらなる展開がある可能性を示唆した。
さらに、主題歌とエンディング曲も発表された。3作品共通の主題歌は、テレビシリーズのオープニングテーマ「abnormalize」の中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES)によるリミックスバージョン。エンディング曲も中野がリミックスを担当し、『Case.1』は「Fallen」、『Case.2』は「All Alone With You」『Case.3』は「名前のない怪物」に決定した。
第31回東京国際映画祭は、11月3日まで六本木ヒルズ、東京ミッドタウン日比谷などで開催。『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』は、19年1月25日から連続公開。