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2018.10.27 [イベントレポート]
LiLiCoが「オールウェイズ・ラヴ・ユー」熱唱!TIFF企画「歌姫たちの夜」
映画コムニュース
©2018 TIFF
映画.com

第31回東京国際映画祭「ミッドナイト・フィルム・フェス!」部門で、『アリー/ スター誕生』の映画祭オープニング上映を記念した特集上映「歌姫たちの夜」が10月26日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、映画コメンテーターのLiLiCo、映画評論家の宇野維正氏がトークショーに出席した。

マイケル・パレ、ダイアン・レイン出演の『ストリート・オブ・ファイヤー』(1984、監督ウォルター・ヒル)、ジェイミー・フォックス、ビヨンセ・ノウルズ、ジェニファー・ハドソン出演の『ドリームガールズ』(2006、監督ビル・コンドン)、ケビン・コスナー、ホイットニー・ヒューストン出演の『ボディガード』(92、監督ミック・ジャクソン)という歌姫が輝く3本をオールナイト上映するという“胸アツ”な企画だ。

LiLiCoは、『ボディガード』の主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー」を熱唱しながらノリノリで登場。「なんだったら、3本の主題歌、全部歌いますよ」と笑う。『ストリート・オブ・ファイヤー』はスウェーデン・ストックホルムで見たそうで、「アクションもいっぱいあるのに、誰も死なないということが話題になった。スウェーデンでも人気があったけど、日本の方がムーブメントになった。日本に来て驚いたのはダイアン・レインがこんなに人気があるということ。もっと、いるでしょと思いました」と話した。

80年代の人気女優はレインか、ジェニファー・コネリーという話題になると、「ダイアン・レインはオーディションに行った時にロックっぽい格好で行ったらしい。シャロン・ストーンもそうなんだって。ハリウッドの俳優はみんなそうよ」とハリウッドの事情通ぶりを発揮。「私、ジェニファー・コネリーにちょっと似ていると言われたのよ。ごめんなさいね」とトークは止まらなかった。

『アリー』は歌手を夢見るアリーが世界的なシンガーと出会い、スターダムに駆け上がり、激しい恋に落ちるというストーリー。ブラッドリー・クーパーが監督、出演し、レディー・ガガがヒロインを演じた。宇野氏は「元々はビヨンセ主演、クリント・イーストウッド監督で動いていた企画。ビヨンセが妊娠したのと、ギャラの問題が出て、結局、イーストウッドも降りてしまった。『ジャージー・ボーイズ』はいい映画だったけども、海外で当たらなかったし、撮って満足しちゃったところもあるのかもしれない。その企画がイーストウッド監督の『アメリカン・スナイパー』に出ていたブラッドリー・クーパーに移った。いろいろ転がったこともあるので、大丈夫かと思ったら、いい映画になっていた」と裏話を交えて解説した。

 LiLiCoも「2回見た。レディー・ガガがすごくいい。ラストシーンはすごくいい。一生残る。歌を知っていると、盛り上がれるので、先にサントラを買って、見に行った方がいい」とオススメしていた。
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