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2018.05.09 [更新/お知らせ]
第31回東京国際映画祭 特集企画第1弾
『夜明け告げるルーのうた』/『夜は短し歩けよ乙女』
アニメーション特集「アニメーション監督 湯浅政明の世界」

10月25日(木)~11月3日(土・祝)開催の第31回東京国際映画祭では、日本映画をより世界へ強く発信していく企画として、2つの大きな日本映画の特集を実施することが決定いたしました。
 
その1つ、2018年のアニメーション特集として、国内外で多くの賞を受賞し、世界中から注目を集めるアニメーション監督、湯浅政明さんを特集。昨年発表したオリジナル長編映画『夜明け告げるルーのうた』(17)は、世界最大級のアニメーション映画祭・アヌシー国際アニメーション映画祭にて、長編部門グランプリにあたるクリスタル賞を受賞。宮崎駿監督、高畑勲監督に次ぐ、日本人史上3人目となる快挙を果たし、これからの日本アニメを牽引する存在として期待されています。また、湯浅監督は『ちびまる子ちゃん』や『クレヨンしんちゃん』、『ドラえもん』など、日本を代表するアニメシリーズにも数多く携わっています。2017年に公開された『夜は短し歩けよ乙女』は、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。さらに第41回オタワ国際アニメーションフェスティバルでは、日本人として初めて長編部門グランプリを受賞するなど、その作品群に世界の注目が集まっています。今最も新作を待望される湯浅政明監督の特集にぜひご期待ください。
 
アニメーション監督 湯浅政明の世界
アニメーション特集:「アニメーション監督 湯浅政明の世界」
★湯浅政明監督コメント
世界中から作品が集まる国際映画祭で、まさか自分の名前のついた特集上映が実施される日がくるとは思いもしませんでした。このような機会をいただき、大変光栄ですし、とてもびっくりしています。いままで制作に携わってくださったスタッフ・キャストの皆さんの仕事が再び日の目を見る事も嬉しいですし、ぜひこの機会に、未だご覧になった事のない多くの皆様に観ていただく事ができればとても嬉しく思います。私自身も作品を振り返る機会をいただいたと思い、楽しみたいと思います。


★氷川竜介(アニメ特撮研究家・明治大学大学院客員教授)氏コメント
《天才》とは湯浅政明のためにある言葉だ。作風は自由闊達で、独自のカラフルさと胎内回帰を思わせる心地よい《ゆらぎ》に充ちている。自然や神秘の世界からハードバイオレンスやナイーブな心情まで、森羅万象を気の赴くまま独特の視点で切り取り、映像に焼きつける。中でも「絵の動き」はダイナミックで、アニメーションの魔法パワーを再確認させてくれる。一度見始めたら目が離せない、そんな湯浅政明監督の世界に浸ってほしい。
 
<湯浅政明プロフィール>
1965年生まれ。『マインド・ゲーム』(04)で監督デビュー。2013年に株式会社サイエンスSARUを設立。以降、TVシリーズ「アドベンチャー・タイム」(13)でゲスト監督を務めアニー賞テレビ部門監督賞にノミネート。昨年公開された『夜は短し歩けよ乙女』(17)では、日本アカデミー賞アニメーション部門最優秀賞を受賞。『夜明け告げるルーのうた』(17)は、アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門クリスタル賞など数々の賞に輝く。また2018年1月に世界同時配信となった「Devilman Crybaby」(18)は国内外から多くの反響が寄せられており、その唯一無二の表現で世界中の人々を魅了している。
 
【東京国際映画祭 過去数年のアニメーション特集】
◆「庵野秀明の世界」(2014年)
◆「機動戦士ガンダム」(2015年) 
◆「映画監督 細田守の世界」(2016年)
◆「原恵一の世界」(2017年)